本で広がる世界!読んだ後がもっと楽しくなる体験型読書術【好奇心UP】

こんにちは!シバです。
絵本を「読む」だけで終わらせていませんか?
息子は絵本が大好きで、いつも「これ読んでー!」と絵本を持ってくるので、一緒に読んでいるのですが「この子の好奇心をどうやったら伸ばせるんだろう?」と考えることがあります。
私の息子は現在3歳なのですが、この時期は絵本を読むだけでなく、五感を使い、経験を通して世界を学んでいくことが大切ですよね。そのため、絵本で得た知識や感動を、自分が体験したことと結びつけることで、子どもの好奇心は無限に広がっていきます。
そこで、この記事では絵本を読んだ後に親子で楽しめる、簡単で創造的な遊びのアイデアを紹介します。
シバについて

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絵本から飛び出そう!身近なものでできる簡単アクティビティ
『ぐりとぐら』の大きなカステラを、フライパンで再現!
絵本『ぐりとぐら』を読んだ後、大きなカステラを見て「食べてみたい!」と思った経験、ありませんか?野原で卵を見つけて、フライパンいっぱいに大きなカステラを焼くぐりとぐらの姿を見ると、こちらもお腹が空いてきますよね。
小さいお子さんにとって、絵本の中の食べ物を作る体験は、とびきりのサプライズ!「食」への興味を深め、五感を刺激し、達成感を味わう絶好の機会です。本物のカステラを作るのは少し大変かもしれないので、ご家庭にあるホットケーキミックスを使って、フライパンひとつでホットケーキを作ってみませんか?
ホットケーキができたら、生クリームやフルーツ、チョコレートソースなどでデコレーションして、自分だけのオリジナルホットケーキを作るのもおすすめです。お子さんの好きなものを自由にトッピングさせてあげると、創造力がさらに育まれ、楽しいクッキングの時間になるでしょう!
絵本から広がるクッキング体験は、お子さんの五感を刺激し、食への興味を深めるだけでなく、親子の絆をぐっと深める素敵な時間になります。ぜひ、ご家庭で「ぐりとぐらの大きなカステラ」(ホットケーキ)作りに挑戦してみてくださいね!
『おべんとうしろくま』を読んだあと、一緒にお弁当を作ってみよう!
『おべんとうしろくま』は、お子さんに食べることの楽しさや、彩りの大切さを教えてくれる素敵な絵本です。絵本を読んだら、ぜひお子さんと一緒に「しろくまさんみたいなおべんとう、作ってみようか!」と誘ってみてください。小さいお子さんでも、安全に、そして楽しくお手伝いできることはたくさんありますよ。
子どもは定期的にお弁当を作ってあげると、すごく喜んで食べてくれますよね。私の息子はウインナーが大好きなので、今度いろんな形状のウインナーを入れて「ウインナー盛りだくさんお弁当」を一緒に作ってみようかなと。
絵本に出てくるのは「しろくまピック」ですが、お子さんの好きなピックを入れるとより一層わくわくするお弁当作りになりそうですね。
※お弁当のピックは危険性もありますので、フォークのような形状で、先端が尖っていないものをおすすめします。
ぜひ、絵本の世界を飛び出して、ご家庭でオリジナルの「しろくま弁当」作りにチャレンジしてみてくださいね!
本の世界を飛び出して!親子でワクワクお出かけ体験
動物絵本を読んだら、動物園や水族館で本物を見に行こう!
動物絵本や図鑑を読んだら、動物園や水族館で本物を見に行きましょう!絵本で見た動物たちが、実際に動いている様子を見ると感動しますよね。実際に足を運んでみると、動物についての新しい発見を見つけるかもしれません。
大きさや質感、動く様子や鳴き声、におい… 動物によって特徴はさまざまです。動物が好きな子なら「ふれあいの場」で動物に触ってみるのはいかがでしょう?実際に触ってみることで、動物との距離感や思いやる心も養われます。
また、お子さんと動物園を思いっきり楽しむために、事前準備も必要です。
- 見たい動物がいる動物園を選ぶ
- イベントの開催日時を確認する
- カメラやメモ帳を持参する
- 歩きやすい格好にする
- 気温に合わせた服装する(熱中症対策など)
- パンフレット、ガイドブックを用意する
動物園に行く前に、動物たちの特徴がよくわかる動物の鳴き声図鑑や、動物園のガイドブックを一緒に読んでいくと、もっと楽しめますよ。
乗り物絵本を読んだら、近くの駅や踏切へGO!
「がたんごとん、がたんごとん」。絵本の中で見る電車や新幹線、ショベルカーやパトカー。お子さんは、きっとその迫力あるかっこいい姿や音に目を輝かせていることでしょう。乗り物絵本は、お子さんの好奇心を大きく刺激する魔法のアイテム。でも、絵本を読んだだけで終わらせるのはもったいない!せっかくなら、絵本の世界を飛び出して、本物の乗り物に会いに行きませんか?
最寄りの駅や、少し大きな駅のホームに行ってみましょう。絵本で見た電車が目の前で発射する様子、お客さんが電車に乗っている姿、そして、普段はなかなか見ることのない駅員さん…。 全てが、お子さんにとっては好奇心をくすぐられる体験になるでしょう。
「〇〇線って書いてあるね!」「この電車、何色かな?」と、絵本で覚えた電車の名前や色を一緒に確認したり、「次はどこに行くのかな?」「どんな人が乗っているのかな?」と想像力を膨らませたりするのも楽しい時間です。安全には十分注意して、電車が通り過ぎる際の風や音も一緒に感じてみてください。
お家に帰ったら、見た電車や新幹線を思い出して、お絵かきをしたり、レゴブロックや積み木で再現してみるのもおすすめです。体験と表現を結びつけることで、お子さんの想像力と創造力はどんどん伸びていきます。
絵本をきっかけに、本物の乗り物と出会い、五感で感じ、さらにその感動を遊びへと広げる。このサイクルが、お子さんの「知りたい!」という気持ちを育み、豊かな学びの体験へと繋がっていくはずです。ぜひ、お子さんと一緒に、わくわくする乗り物の世界へ飛び込んでみてくださいね!
恐竜や宇宙の絵本を読んだら、科学館やプラネタリウムへ!
恐竜や宇宙の絵本を読んだあとは、お近くの科学館やプラネタリウムに足を運んでみませんか?難しい言葉や概念も、実際の映像や模型を見て、本で学んだ知識をより深く理解できます。私の息子は科学が好きなようで、科学館やプラネタリウムに遊びに行くと、お目々をキラキラさせています。好奇心が刺激されて、子どもが楽しんでいる様子を見るとこちらも嬉しくなりますね。
私は福岡在住なので、
- 北九州市科学館(福岡県北九州市)
- 北九州市立自然史・歴史博物館【いのちのたび博物館】
- 宗像ユリックスのプラネタリウム
- 福岡市立こども科学文化会館(福岡市中央区)
- 福岡県青少年科学館
に家族で遊びに行っています。科学館やプラネタリウムは全国各地にありますので、お近くの施設を探して見てくださいね。
また、プラネタリウムの体験後は、お家でも星空観察ができる家庭用プラネタリウムで星空を楽しむのはいかがでしょうか?子どもとプラネタリウムのお話をしながら、まったりお家時間を過ごすとより豊かな時間になりそうですね。
親子で楽しむヒント:無理なく続けるためのコツ
絵本後のアクティビティを、親も子もストレスなく楽しむための実践的なアドバイスをお伝えします。
- 完璧を目指さない!
- 子どもの「やりたい!」を尊重する
- 一緒に「できた!」を喜び合う
- 片付けも一緒に楽しむ
絵本をきっかけにした体験は、親子のコミュニケーションを深め、お子さんの成長をサポートする素敵な時間です。完璧を目指さず、お子さんの「楽しい!」という気持ちを一番に、そして親御さんの時間と心の余裕のあるときに行いましょう。
まとめ:絵本が「学びの扉」となる親子の時間
今回は絵本を読んだ後に親子で楽しめる、簡単で創造的な遊びのアイデアをご紹介しました。
絵本は単なる物語でなく、子どもの好奇心を引き出し、現実世界と結びつける「想像力の扉」です。本をきっかけにした体験で、子どもたちはその世界に入り込み、登場人物になりきったり、物語の続きを空想したりします。また、挨拶や感謝の気持ちなど、日常生活で大切なコミュニケーションの基礎も、絵本を通して自然に身につけていくことができます。
最後に、親子の貴重な時間を大切にして、これからも絵本と体験を通してワクワクする日々を過ごしていきましょう!
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