【書評】「鋼の自己肯定感」の要点と感想
こんにちは!シバです!
今回は「鋼の自己肯定感 最先端の研究結果×シリコンバレーの習慣から開発された”二度と下がらない”方法」を読みました。
この本は、自己肯定感が低くて悩んでいる方に向けて書かれている本です。自己肯定感の上げ方と高いまま維持する方法が書かれています。
この本を読もうと思ったきっかけは、「自分は自己肯定感が低い」と自覚しているからです。
本の表紙を見た瞬間「私のために書かれているの⁉」ってなりました!
みなさんは「自分は自己肯定感が低い」と心で感じたことはありませんか?
もし日常生活で少しでもそう感じているのであれば、ぜひこの本を手に取ってみてください。
そこで今回は「鋼の自己肯定感」の要点と感想をまとめていきます。
シバについて
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- 読書歴13年
- スキマ時間=読書
【書評】鋼の自己肯定感 最先端の研究結果×シリコンバレーの習慣から開発された”二度と下がらない”方法
99%の人が自己肯定感のことを勘違いしている
多くの人が「自己肯定感」という言葉を勘違いしていると著者は述べています。
自己肯定感とはありのままの自分を無条件に受け入れ、愛すること。
本書から引用
自己肯定感とつい一緒にしてしまいがちなのが、自己有用感と自己効力感です。
自己有用感:「自分は誰かの役に立った」という、相手の存在なしに生まれてこない気持ち
自己効力感:「自分は目標達成のための能力を持っている」という気持ち
誰かの役に立っていなくても、目標達成のための能力を持ち合わせていなくても、ありのままの自分を受け入れることが自己肯定感。
この自己肯定感を上げ下げする原因は、「条件付きで」自分を肯定したり、否定しているからだといいます。
- 見た目(顔、身長、体型など)
- 学歴、成績
- 仕事、キャリア
- 家族、親戚 など
確かに条件付きで自分を定めていると、もし苦しい状況にあったとき、自己肯定感がだだ下がりになるよね…。
鋼の自己肯定感を手に入れるための準備
鋼の自己肯定感は何歳からでも手に入れることができます。
過去に何があっても、今どんな状況でも、未来に何があっても、私は私を受け入れ愛する。自分は一生自分に寄り添い、自分の親友になる
本書から引用
著者は鋼の自己肯定感を持つために、自分の現在地を把握することが大切だと述べています。
今あなたはどの位置にいるでしょうか?
自分の位置を把握したら、どの要因に自分は影響を受けやすいかを探していきます。
- 他人からの評価
- 他人との比較における自己評価
- 失敗と成功に振り回されている など
私は他人との比較における自己評価に影響を受けやすい!
鋼の自己肯定感のための「言葉」
自分に対する言葉かけを変えるだけで人生は変わると書いてあります。
今まであなたが80%あるいはそれ以上、自分にネガティブな指示を出していたのを、少しずつでもポジティブな指示に置き換えていけば、1年後のあなたの人生は見違えるほど好転しているだろう。
私たちは毎日何気なく言葉を発していますが、言葉一つ一つで人が傷つくことも、喜ばせることもできますよね。
自分に限らず、家族や身近な人に対しての言葉をよりポジティブに変えていきたいと実感しました。
また、本書では
傷ついている人が、他人を傷つける。他人を赦すことで、あなたは自分を赦せるようになるし、自分を赦すことで、他人を赦せるようになる。
本書から引用
という言葉があり感銘を受けました。
他人を傷つけてしまう人は、自分も傷つけられた経験があるから。
苦しい経験をしたとしても、そこから学びはなかったのか?気づきはなかったのか?前向きに考えていきましょう。
- 心臓病のリスク減少
- コレステロール値
- 睡眠の質
- 血圧
- 免疫力
鋼の自己肯定感のための「行動」
行動できるポジティブループへシフトするための12のヒントが書かれていました。
本書から引用
- 大義名分を明らかにする
- ビジョンを見える化する
- ビジョンは果てしなく大きくていい
- 成功の感情を先取りする
- 1つ1つのゴールは果てしなく小さくする
- 1点に集中する
- 成功するまで諦めない決意をする
- 委ねる
- 人と比べない
- 加点法のみで自分を励ます
- 楽しみながら歩む
- 自分を労う、自分を褒める
私は「自分を労う、自分を褒める」ことが苦手なので注力していきたい!
また、「したいこと、したくないことのリスト」を書き出すことで、自分のやりたいことが浮き彫りになると著者は述べています。
- したくてしていること
- したくないのにしていること
- したいけれどしていないこと
- 死ぬまでにやりたいことリスト など
私は当ブログに「人生のやりたいことリスト」を書くと、目標に向かって頑張ろう!という気持ちになれています。
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最後に:ありのままの自分で生きよう!
今回は【書評】「鋼の自己肯定感」の要点と感想をまとめました。
- 自己肯定感が低い
- 人の目・評価ばかり気にしてしまう
- 今の仕事や地位を失うのが怖い
日本には「謙遜」という文化があり、臨機応変に謙遜することも重要ですが、もっと自分を褒めることも大切ですね。
私も自分を褒め褒めして、ポジティブオーラを発信していくことを目標としていきます!
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